こんにちは。行政書士法人IMSの松井です。
年の瀬を迎え、今年も残すところあとわずかになってしまいました。2019年に弊社へお問い合わせ・ご依頼をいただいた皆様、当ブログを訪れていただいた皆様には厚く御礼申し上げます。
 
さて、弊社が顧問契約を締結させていただいております某私立大学からのご依頼を受け、 今月2日および本日の2回にわたり、「外国人留学生卒業予定者向け説明会」にて卒業後の在留資格に関する講演をさせていただきました。前半部分の30分ほどで私からお話しをさせていただき、質疑応答の後、後半では大学職員の方から学内でのお手続きについて、ご説明いただきました。私のほうからは、就職する場合、進学する場合、就職活動を継続する場合、帰国する場合といった卒業生の進路ごとの在留資格に関する手続き・注意点等をお伝えし、その他の注意事項として、「所属機関等に関する届出手続」および誤った利用をされがちな「資格外活動許可」についても実例を交えてご説明させていただきました。


同大学は複数のキャンパスが首都圏に点在しているため、当日はメインキャンパスのほかの2つのキャンパスにも中継していただき、2日間で総勢150名ほどの学生の方々がお集まりくださいました。今回の説明会は、文部科学省から卒業生に対するビザ手続きに関する指導をきちんと行うようにとのお達しを受け、同大学としても初めての試みで開催なさったそうです。卒業生の進路が様々であり、在留期限も一様ではないことから、卒業後のビザ手続きは意外と煩雑です。この説明会において、少しでも学生の方々のビザに関する不安が解消され、今後のお手続きのご参考となったことを願っております。
 
大学ご卒業後の進路は、様々ではありますが、会場内で伺ったところ、やはり日本で就職なさる方・就職なさりたいという方が圧倒的に多数でした。短いお時間でしたので、どんなお仕事をなさるかまでは残念ながら伺えなかったのですが、留学先の日本で引き続き日本に滞在し、日本社会に寄与していただけそうな方が多く、とても嬉しく感じました。
 
弊社では学術機関に限らず、企業様向けセミナーについても、ご要望に応じて対応可能ですので、ご希望の場合にはお気軽にIMSまでお問い合わせください。