こんにちは。行政書士法人IMSの伊東です。

お盆明けに東京での感染者数が1日5万人になる可能性があると想定されていましたが、最悪の事態が避けられ、少しずつ感染者数が低下している状況です。

9月7日以降、入港時の検疫措置のルールが緩和し、有効なワクチン接種証明書を保持している場合は出国前72時間以内の検査証明の提出を求めないこととなり、青・黄色・赤区分されている水際対策の区分で赤区分の対象とされる国がなくなりました。また、入国者数の一日の上限数が5万人に引き上げられています。

■国・地域の区分

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_category.html

有効なワクチン接種証明書とは、以前と変わらず、日本政府が有効としているワクチン3回目を接種済みであることが必要とされます。

※ワクチンの種類は以下をご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_measures.html

ご家族でワクチン3回目接種を終えている親御さんと終えていない18歳未満のお子さんが一緒に来日する場合は、親御さんが有効なワクチン接種証明書を保持しているのであれば、

特例的に、陰性証明書の免除が認められることになっています。ただし、18歳未満のお子さんが単独で移動している場合には、陰性証明書が必要です。

■「水際対策強化に係る新たな措置」のQ&A(9月7日時点)※16ページ 問15

https://www.mhlw.go.jp/content/000945020.pdf

また、旅行会社を通した観光でなければなりませんが、添乗員を伴わない個人ツアーでの来日が可能となりました。

https://www.mlit.go.jp/kankocho/page03_000076.html

ERFSの受入許可証の取得は継続し、日本での受入責任者が必要となります。ただし、団体ツアーではなく、添乗員なしの個人のパッケージツアーが可能となるため、少し自由度が高くなりました。

他の国に比較してまだまた通常の入国手続きからは遠いですが、少しずつ緩和が進んでいます。