こんにちは。行政書士法人IMSの伊東です。
6月以降、水際対策が大幅に緩和され、徐々に入国者数を増加していくことが見込まれていましたが、国内のコロナウイルスの感染者数が増加していることを受け、緩和は停滞しているようです。現時点では人流や入国の制限等の対策は行われないようですが、どのように感染者数の増加を抑制し、医療機関の圧迫を回避していくのかを注視していきたいところです。また、海外では人員不足で飛行機の欠航やサービスに支障を来す事態が生じています。イギリスのヒースロー空港ではこちらの事態が重大で、「エアマゲドン」と表現されています。欠航に伴うロストバゲージも多発しているようですので、感染ではない方面でもコロナウイルスの影響は続いています。海外に渡航される場合には様々な事態を想定し、注意する必要がありそうです。
2021年12月に電子のコロナウイルスワクチン接種証明書が取得できるようになっています。スマートフォンの専用アプリから申請し、取得したものをアプリで表示できます。
https://www.digital.go.jp/policies/vaccinecert/
https://www.city.mitsuke.niigata.jp/secure/26540/vsessyuappinst.pdf ※手順
さらに、書面の接種証明書がコンビニエンスストアで、北海道等の一部地域では7月26日から、全国では8月から取得できるようになるとのことです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html
https://www.mhlw.go.jp/content/000965436.pdf ※お知らせ
https://www.mhlw.go.jp/content/000965437.pdf ※取得方法
これまでは平日に市区町村役場の窓口に出向き手続きを行う必要がありましたが、コンビニエンスストアで取得できるというので、非常に便利になります。国や訪問先によっては紙の証明書の提示を求められるため、念のために電子も紙も取得されて出国する方もいたのではないでしょうか。
なお、電子も紙も上記の方法での申請にはマイナンバーカードが必要になるため、マイナンバーカードをお持ちでない場合には、従来の市区町村役場での手続きになります。
海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧(7月8日現在) https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/certificationlist.html