永住許可申請の理由とは

こんにちは、行政書士法人IMSの桑原です。


ここ数年、1月4日が平日ということもあり、今年の正月休みも休みボケする暇もなく平日に戻りました。そして、21日の時点で正月の話をすると、既に遥か昔の感がするのも毎年同じです。それだけ目まぐるしく日が過ぎているということでしょうか。


さて、年末までを予定していた海外から日本への入国制限ですが、年末に当面延長の旨発表があり、更に継続されることが決まりました。これに伴い、外国からの新規中長期滞在予定者の査証申請に必要となる審査済み証の申請受付停止期間も延長されました

オミクロン株による感染者数が激増し、まん延防止等重点措置が適用されることになるので、更なる入国制限の延長が考えられます。ワクチンの3回目接種や服用薬が出回るころには解除となるのでしょうか。


最近、入国制限に対する批判論を多く見かけるようになりました。入国制限の批判の延長なのか、各ニュースサイトで、日本が外国から見放される・人材の海外流出等穏やかではない記事も多く見かけます。さも日本がダメな国だという印象付けをするかのような記事(本意は「だから頑張りましょう!」なのかもしれませんが。。)に、少々げんなりします。遜ることが美徳とされる文化なので仕方がないのかなとも思いますが、私自身は、外国籍の方の在留申請に携わるようになって、日本を見直すことが多くなりました。


特に永住許可申請では、なぜ永住したいのかという理由書を法務大臣に提出する必要があるので、申請人である外国籍の方々に理由をお聞きすると、日本の素晴らしさを改めて教えられます。


そこで、当たり前に日常にあることが、他の国の方からは特別に思われていること、皆様にも共有させていただきます!↓


日本の良い点ベスト5、だから日本に永住したい理由はこちら!

1位 安全

2位 清潔

3位 人の優しさ・礼儀正しさ

4位 先進技術と伝統文化の融合(共在)

5位 食

(弊社において永住許可申請を行った方が対象:桑原調べ)


1位の「安全」は、最近の切りつけや放火など、物騒なニュースが多いので不安要素ではあるものの、やはり海外のニュースを見ていると納得の理由ですね。日本を離れて他の国にいると早く日本に帰りたくなるというお声を、先進各国に居住されたことのある方や、160以上の国を訪れたことのある方など複数からいただくと、感慨深いものがあります。

その他の永住したい理由も、周りを見回すと「そのとおりかもしれない」ということも多く、改めて保持していこう、という気にさせられるものばかりです。


これからは外国の方と共生していく世の中になるのは必須で、入管も、色々と模索しているようです。

https://www.moj.go.jp/isa/content/001361884.pdf


私も、前述の日本の危機を煽る記事も鼓舞の記事と理解し、これからも日本の素敵なところを尊重しながら、役に立つ仕事ができるよう励みます。