行政書士法人IMSの冨田です。
在留資格「高度専門職」をお持ちの方から時折お問い合わせをいただくのが、「誕生日が来て年齢が上がったら点数が足りなくなったのですが、どうしたらいいですか?」というものです。
高度専門職の在留期間は一律で5年間ですので、申請時には獲得できた’年齢’や’年齢に応じた年収’に関するポイントを失うことが避けられないかたもいらっしゃいます。
…実は、高度専門職のポイントは期間中ずっと維持していなければならないということはありません。ポイント基準を満たさない状態になっても、そのまま高度専門職としての活動は継続できます。
ただし、更新時にはまたポイントの疎明資料が必要になりますので、その時点でポイント基準を満たしていなければ、高度専門職の更新が認められない可能性はあります。更新ができなくても、「教授」や「研究」等、通常の就労資格の要件に該当するのであれば、変更申請をすることになります。