こんにちは。行政書士法人IMSの松井です。

スーパーの棚からお米が消えるとは思いもよりませんでしたが、9月に入り、少しずつ新米が出回るようになったようです。残りのお米が心もとないと思い、8月末ぐらいからご飯を炊くときにもち米を混ぜるようにしたら、意外ともちもちして美味しくて、嬉しい発見でした。新米は少し高値になるようですが、農家の方々に感謝しながら、美味しいお米を味わいたいと思います。

米国ビザの面接について

本日は米国ビザ面接における最近の傾向について、お伝えいたします。

面接が初めてという方は、まずは米国大使館の公式ビデオをご視聴いただくことをお勧めします。少々古いものになりますが、重要な要素が詰まっておりますので、参考になるかと思います。

アメリカビザ面接の傾向

最近の面接の傾向としては、以下の点があげられます。

  1. 書類は必要最小限しか見てくれない。
  2. オンライン申請書の重視
  3. 逮捕歴、犯歴、入国拒否等特殊なケースは自分の言葉で説明させる。

上記はいつも非常に混雑している所以かもしれません。今年に入ってから、特に米国Bビザは面接予約枠が非常に取りづらくなってしまい、現在、最短の面接枠は東京も大阪も12月です。なんと、3か月先の面接枠しか空いていないのです。そんな状況ではありますが、お客様からお話を聞く限り、大使館や領事館はいつも混んでいて、申請者数が多いことが伺えます。

必要最小限の書類

申請者は、会場内のIntake Counter(受付カウンター)でまず書類を提出します。東京の米国大使館では、以前は受付カウンタはー1か所のみでしたが、現在は3か所もあります。この受付で、重要でない補足書類は、領事に言われたら提出してくださいと言われ、ほぼほぼ返却されます。この受付で必ず取られる書類は、パスポート、DS-160確認ページ、判決謄本や入国拒否レター等です。その他の書類は一旦返却されるでしょう。その場合でもその後の領事との面接に備えて、手に持っておくことをお勧めします。

オンライン申請書DS-160の重要性

書類が最小限ですので、面接前までにオンライン提出している申請書の内容が大切となります。DS-160は一旦オンライン提出すると内容の変更は一切できません。ですから、提出する前に内容に誤りがないか良く確認することが大切です。大変多くの情報を申告する必要がありますが、もちろん、虚偽申請は最もやってはいけないことです。各質問に正直に答えましょう。オンライン提出後は控えをダウンロードすることが可能ですので、ぜひ控えを取っておきましょう。

自分の言葉での説明

例えば、過去に有罪判決歴がある場合には、略式命令書や判決謄本を英訳付きで提出することが求められます。その内容を見れば、何があったかは領事も分かるはずですが、最近は必ず自分の言葉で事件の経緯を説明させられています。以前は英文レターを用意しておいて、これを読んでくださいと言えば、済んでいたので、ある意味、申請者は楽でしたが、最近は自分で説明させられることがほとんどです。したがって、事件の経緯についてはコンパクトにかつ過不足なく伝えられるよう準備しておきましょう。

補足書類は不要なのか?

このように以前と比べ、面接の場で求められる書類は明らかに減っています。しかしながら、弊社では以前と同じように補足書類の準備をお勧めしています。それは、下記の理由からです。

  • 米国大使館ウェブサイトの書類に関する記載は以前からほとんど変更されていないこと
  • 書類を揃えていただくことでDS-160の入力内容の誤りに気付けること
  • 英文サポートレターを作ることでご申請者自身も申請内容について、整理ができること
  • 面接の場で領事から言われた際に証拠書類として提示できること

米国ビザは申請書やその他書類のみでなく、面接(インタビュー)の内容でその許否が決せられます。面接は非常に重要な審査の要素です。後悔しないよう万全の準備で面接に臨まれることをお勧めいたします。

IMSでは米国ビザのご相談を随時受け付けております。ぜひお気軽にお問合せください。

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