ESTAの認証を得ることができなかった方のアメリカビザB1B2ビザ申請をサポートいたします。
ESTA申請とは
電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization:ESTA)は、米国国土安全保障省(Department of Homeland Security)により2009年1月12日から義務化されています。米国の査証免除プログラム加盟国40カ国の渡航者は、米国へ90日以内の滞在で短期商用・観光目的で渡航する場合ビザを取得する必要はありませんが、渡米前に事前に公式オンラインサイトにて申請し、ESTA認証を受ける必要がございます。ESTAは、オンライン公式サイトにて米国への渡航日より72時間以上前に申請することを推奨しており、アメリカ政府は、2022年5月26日以降、ESTA申請時には、一人当たり21ドルを課しております。ESTA 申請手数料は、旅行促進料と運用料の 2 つで構成されており、米国議会が、Further Consolidated Appropriations Act of 2020 (PL 116-94) により、ESTA 申請手数料のうち旅行促進料を10ドルから 17ドルに引き上げました。CBPに支払われる4ドルの運用料は引き上げられませんでした。なお、ESTAが拒否された場合には支払いした公費の一部は返金されます。
ESTA申請は21ドルのみ料金が請求されますが、よく似たサイトが存在し、渡航許可がされたのかどうか、結果が分からなくなり困って問合せされる方が多くいらっしゃいますので、公式サイトで申請するよう、ご留意ください。
ESTAが許可されないケースとは
・ESTAオンライン申請時に入力ミスをした
・過去にビザ却下歴がある
・過去に入国拒否歴がある
・過去に犯罪歴がある
・過去にオーバーステイ歴がある
・過去に不法就労摘発された
・米国が管理する犯罪者リストの人物と同姓同名
パスポートの情報や、性別、国籍等の軽微な入力ミスをCBPに訂正してもらおうと、電話やメールでコンタクトしても、CBPからは最寄りの大使館領事館でビザ申請をするように、と一辺倒の返事しか来ていないのが実情です。
ESTA入力ミスによるビザ申請のIMS実例
お子さんのESTA申請をミスしてしまったというお客様からのお問い合わせ。まだ生まれて僅かの赤ちゃんのESTA申請の適格性の質問部分で「いいえ」で答えるべきところを「はい」で回答してしまい、渡航が許可されませんでした。
慌てて再申請を試みるも却下され、家族での初めてのハワイ旅行を楽しみにされていましたがESTA却下。大変焦ったよう様子でご連絡くださいました。アメリカ大使館のサイトでは、下記のように案内されています。
``ESTA申請後の状況確認や、ESTA拒否の詳細については、大使館・領事館ではお答えできません。ESTAに関する一般的な質問は、米国国土安全保障省(DHS)、税関国境取締局(CBP)ウェブサイト をご参照ください。また、24時間対応のTravel Communications Center(1-202-325-8000)までお電話でお問合せ頂くか、CBP Info Center のオンラインフォームにてお問合せ頂けます。``
CBPに問い合わせしたものの、やはり赤ちゃんであってもビザ申請をするように案内のメールが届き、弊社にてビザ代行申請をしました。
ESTAの有効期限
ESTAが認証されると、2年間有効です。ただし、ESTAは有効なパスポートと結びついておりますので、申請時にパスポートの有効期限が2年ない場合には、その有効なパスポートの期限内がESTA有効となります。新しいパスポートを取得した場合、結婚により姓が変わり名前が変わった場合、性別が変わった場合、帰化申請等で国籍が変わった場合等々、過去に許可されたESTA申請で回答した内容に変更があった場合には、ESTAを再申請して、新規に認証を得る必要がございます。
ESTAの質問事項
ESTAを申請する際には、有効なパスポート、申請者の両親の名前、生年月日、米国の滞在先ホテルの情報(所在地・電話番号)、米国内の緊急連絡先友人の情報ほか、申請費用支払い用のクレジットカードが必要です。年々内容が細かくなっており、入力するにも時間がかかります。慎重に入力する必要がございます。
ESTAは申請人の名前、生年月日、パスポート情報等入力を一通り終えると、適格性についての質問が出てきます。
ESTA適格性の質問内容
過去にビザ申請却下歴や入国拒否歴、逮捕歴・犯罪歴がなく、伝染病も罹患していない方の場合には通常すべての質問に「いいえ」で回答をします。
しかしながら、この近年ESTA適格性の質問であやまってひとつでも「はい」と回答してしまった方は、再申請をしても認証を得ることができず、ビザ申請をするしかありません。
ESTA入力ミスによるビザ申請書類
◇オンライン申請書DS-160
◇米国での滞在予定期間に加えて6か月以上の残存有効期間があるパスポート
◇滞在予定表
◇滞在するために十分な資力があることを証明する資料
◇日本に帰国する意思があることを証明する資料
◇ビザ申請をする必要があることを説明したレター
◇面接予約票
申請書類は申請人ごとに異なり、上記はあくまで例にすぎません。申請人がESTAが拒否されてしまった理由を確認し、俯瞰して書類を準備します。
行政書士法人IMSはESTA入力ミスによりアメリカビザ申請が必要な方のサポート業務を行っております。アメリカ大使館・領事館への申請書類準備、面接予約、面接前ガイダンス等フルサポートいたします。
サポート実績多数、お客様の声もご参照ください。