こんにちは。行政書士法人IMSの伊東です。

11月8日から新規に入国する方の入国が認められました。日本政府が認めるワクチンを接種していない場合にも、14日間の待機をすることで入国が認められます。

※対象となるワクチンは「水際対策強化に係る新たな措置(18)」に記載されています。

https://www.mhlw.go.jp/content/000852760.pdf

ただし、お手続きが煩雑なため、緩和と言えるのか、日本人の帰国の場合には緩和と言えないという見方もあります。

新規入国するためには、在外公館でビザを取得するために在留資格認定証明書(COE)に加えて業所管省庁が発行する『審査済証』が必要となるため、観光目的での入国は認められず、在留資格「家族滞在」は扶養者の在留資格の業所管省庁が『審査済証』を発行した場合には入国できる可能性がありますが、在留資格「家族滞在」の方の入国も難しいかもしれません。

『審査済証』は在留資格の業所管省庁に受入責任者が申請を行い、許可された場合に発行されます。在留資格「留学」は、一部の日本語教育機関を除き、文部科学省が管轄となり、水際対策PTが担当部署です。

受入責任者は『審査済証』の手続きの他、対象者の入国時のお迎えや待機場所の確保、待機期間中の状況確認、待機終了後の受入結果報告等を行うことを求められ、待機が守られない場合には機関・団体名を公表することとしています。

また、在留資格「留学」は在留資格認定証証明書に記載された作成日付により、申請可能月が異なる点を注意する必要があります。これに伴い、在留資格認定証明書の有効期間が変更されています。https://www.moj.go.jp/isa/content/001358714.pdf

現時点で2020年1月1日から2021年3月31日の方の申請が可能な月は以下の通りです。

※令和4年2月以降は状況を見て決定されるとのことです。

令和3年11月の利用対象者→2020年1月1日から2020年3月31日

令和3年12月の利用対象者→2020年1月1日から2020年9月30日

令和4年 1月の利用対象者→2020年1月1日から2021年3月31日

気がかりとなるのは、在留資格認定証明書を再申請した留学生の方々です。例えば、修士課程・博士課程への進学目的で研究生として入学が認められ、COEを交付されていた方が入国制限で入国できない状況が続き、修士課程・博士課程に合格した場合、大学の受入が研究生から変更されるため、交付されたCOEを返納し、再度、申請することとされています。そのため、修士課程・博士課程に合格者として申請した場合にCOEの作成日が研究生で交付を受けた作成日よりも遅くなるため、『審査済証』の申請可能となる月が遅くなり、自ずと入国日が遅くなってしまうという事態が起こります。研究生で交付されたCOEの写しと新たに交付されたCOEの写しを提出し状況を説明する等で柔軟にご対応いただけると嬉しいです。

■水際対策強化に係る新たな措置(19)について

厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00318.html

文部科学省:https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00144.html