こんにちは。行政書士法人IMSの伊東です。

 身近にコロナウイルスのワクチン接種を行ったという人が増えてきました。東京では7月12日に緊急事態宣言が発令されることとなり、間もなくオリオンピックの開催、お盆も迎えますので、さらなる流行拡大が懸念されるところです。

 コロナウイルスの流行以降、各国の駐日外国公館が開館日や受付時間を限定し、対応する業務を制限しています。パスポートの有効期限が近づいているために更新したいと考えても予約ができず、手続きに時間を要するといった事態が生じているようです。弊社にご依頼いただくお客様の中にも、パスポートの期限が切れてしまう(又は切れてしまった)が出入国在留管理局の申請の手続きを進めることができるのかと心配される方が、最近、特に多くなった印象がございます。

 出入国在留管理局の申請は有効なパスポートがなくても申請することが可能です。その場合は申請の際に有効なパスポートを所持していない理由を説明する必要があり、またその理由を疎明する資料を提出することになります。資格外活動許可等、パスポートに証印や指定書を貼付される申請を行う場合には、結果を引き取るまでに新しいパスポートを取得できることが望ましいでしょう。

 また、現在のパスポートは希望する期間前に期限を迎えるが問題ないかとご相談を受けることもあります。申請時点で有効なパスポートであれば申請は受け付けられますし、許可される期間がパスポートの期限に紐づくということもありません。在留期間は法律に基づき出入国在留管理庁が適当と考える期間を決定します。

 在留資格認定証明書交付申請も有効なパスポートがない(パスポート申請中)場合でも申請は可能です。在留資格認定証明書は申請書に記入した氏名の通りに発行されますので、パスポートの氏名と異なる(綴りが異なる、姓名を逆に記入等)場合には氏名が異なるという理由で本国の在外公館でのビザ申請が受け受けられない可能性もございます。申請時にその点をご留意ください。