こんにちは。行政書士法人IMSの伊東です。

前回のブログでお伝えしましたが、在留資格「永住者」の方について、出国中に再入国許可やみなし再入国の期限を迎える方への新型コロナウイルスに係る特別措置がとられています。弊社にも在留資格「永住者」の方からの在留カードの更新申請の依頼や永住許可申請で許可された海外にいらっしゃる方からのお問い合わせをいただいております。

8月5日に出入国在留管理局が、在留資格「永住者」に向けた特例措置に加え、永住許可申請の要件の一つである「継続した在留」についても緩和することを案内しています。

http://www.moj.go.jp/content/001326047.pdf

案内では対象を以下のように示しています。

『再入国許可又はみなし再入国許可の有効期間の満了日が、2020年1月1日から入国制限が解除された日の1か月後までであり、かつ、入国制限が解除された日から6か月以内に入国した方』

こちらに該当する方は永住許可申請の際に申立書(別添参考様式2)と従前の在留カードの写しを提出することになります。

再入国許可申請は「5年間又は現在保有する在留カードの在留期限のいずれか早く到来するまで」とされており、みなし再入国は「1年間又は現在保有する在留カードの在留期限のいずれか早く到来するまで」としています。

在留カードの在留期間内にみなし再入国の期限が到来する場合には、1年は日本を離れていることになるため、2020年1月に期限を迎えた方は2019年1月に日本を出国したことになります。この場合、新型コロナウイルスで再入国が困難となる前から日本を長期間不在にしていることとなり、引き続きの在留の要件にあたらないものと考えられます。新型コロナウイルスの影響で再入国できず、在留カードの期限が到来した場合には、在留カードが失効するため、出国前と同じ活動を継続するとのことでしたら、新たに在留資格認定証明書交付申請を行い、来日することとなります。 出入国在留管理局に確認したところ、 今回の措置は、入国制限直前に出国(早くとも2020年1月頃)し、在留期限が到来したために在留カードが失効し、在留資格認定証明書にて入国制限解除後6カ月以内に再来日する方を対象としているとのことです。ただし、個々の申請によって審査が異なり、今後、運用が変更する可能性はあると説明を受けました。

元々、在留資格「永住者」だった方で異なる在留資格で来日された場合、来日から6カ月以内であれば永住許可申請を行うことができるとしています。http://www.moj.go.jp/content/001326046.pdf ※5ご参照 異なる文書で案内していますので、それぞれ対象とする方が異なるものと考えられます。いずれにしても継続した在留となるかは出入国在留管理局の個別の判断となります。